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リン脂質

リン脂質は脂質の誘導体であり,そのうちの 1 つの脂肪酸が リン酸基 といくつかの窒素を含む分子 1 個で置換されたものである。

例: ホスファチジル・エタノールアミン phosphatidyl ethanolamine ( ケファリンともいわれる )

ホスファチジル・エタノールアミン

炭化水素鎖は 疎水性 ( すべての脂質がそうであるように ) である。しかし,リン酸基とアミノ基 ( 図中赤で示している ) が部分的に 親水性 の分子を作り出している。そのため,両親媒性 amphiphilic 分子と呼ばれる。

両親媒性の脂質は,たとえば 細胞膜 の主要な成分である。これらの分子 ,疎水性の尾部をお互いに向かい合わせにし,親水性の ( 極性 ) 頭部を周囲の溶液面 ( たとえば,細胞質 ) に向けて リン脂質二重層 phospholipid bilayerw を形成している。

細胞膜の構造


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February 07, 2020

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