Sperm_Migration.html

 

精子と卵子の相互作用

 

受精のまとめ

2.精子の卵子への接近

受精能獲得

  • 哺乳動物の精子は射出直後は受精する能力をもたず,生体内での滞留の間に受精能獲得と呼ばれる変化を起こす。
  • 受精能獲得精子は,卵子に対する結合能力が増して先体反応を誘起でき,受精が可能となる。
  • 一般に哺乳動物の精子の受精能保持時間は1-2日,卵子は1日以内である。
  • 精巣上体や副生殖腺の分泌液には,受精能を獲得した精子を再び受精能を失わせる物質が含まれる。

 

透明帯のタンパク質構造と精子の結合抑制試験

透明帯のタンパク質構造と精子の結合抑制試験

透明帯への結合

  • マウス透明帯はZP-A (ZP2),ZP-B (ZP1),ZP-C (ZP3)の3種類の糖タンパク質からなる。
  • このうち精子との1次結合に関与する成分はZP-C (ZP3)に結合する糖鎖である。

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February 03, 2020

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