20200318b

弘前農業産出 429億円 5年連続東北1位 市町村別=青森


2020.03.18

 ◆果実分野 全国トップ 
 農林水産省は17日、2018年の市町村別農業産出額(推計)を発表した。弘前市が429億8000万円となり、5年連続で東北地方1位となった。


 弘前市は全国でも11位と上位につけた。内訳は、リンゴなどの「果実」が産出額を底上げし、357億6000万円で、果実は全国1位の産出額だった。コメは37億6000万円、野菜が25億2000万円に上った。


 弘前市は「高齢化や労働力不足などの課題が顕在化しているが、引き続き足腰の強い農業となるよう支えていく」とのコメントを出した。


 弘前市のほか、東北でトップ20位内に入ったのは、野菜や畜産が下支えした十和田市(8位、246億5000万円)、コメや野菜の生産が盛んなつがる市(12位、218億7000万円)、三沢市(14位、203億8000万円)だった。


 また、県内で産出額が100億円を超えたのは、東北町、南部町、八戸市、横浜町、平川市、五所川原市、青森市、五戸町だった。


 県全体の農業産出額は前年比3・8%増の3222億円と、東北では15年連続で産出額トップの座を守っている。

《読売新聞 2020/03/18より引用》