寒立馬 雪にも負けず 東通=青森
2022.01.22

東通村の尻屋地区では、県天然記念物の「寒立馬(かんだちめ)」が寒さに耐えながら越冬している。
1年を通じて放牧されている寒立馬は、春から秋にかけては尻屋埼灯台周辺で、12月頃からは防風林に囲まれた「アタカ」と呼ばれる牧草地で過ごす。25頭の馬たちは、時折寄せる強い吹雪にひるむことなく、20センチほど積もった雪を足でかき分けて草をはんでいる。
アタカでの放牧は3月末頃まで続く。村農林畜産課は「後ろから急に近づくと馬が驚くことがある。距離をとりながら、そっと見守ってほしい」と話している。
◎読売新聞オンラインに動画
《読売新聞 2022/01/22より引用》