安全出荷へ1頭ずつ線量検査 福島・葛尾村の畜産農家
2011年04月25日13時8分
- 牛の放射線を調べるスクリーニングを行う作業員=24日午前10時25分、福島県葛尾村落合大笹、小宮路勝撮影
- 自治体と福島第一原発の位置関係
肉牛約3600頭を飼う福島県葛尾(かつらお)村の畜産農家で24日、出荷される牛が放射線量を測る検査(スクリーニング)を受けた。県家畜保健衛生所の職員が1頭ずつ安全を確認していく。この農家は5月末までに避難を求められている「計画的避難区域」に入った。区域内には1万頭前後の牛がいるが、すべてを移動させられる見通しは、まだ立っていない。
《朝日新聞社asahi.com 2011年04月25日より引用》