宮崎市の養鶏場で鳥インフル疑い 県内11例目か
2011年02月06日22時46分
宮崎市高岡町の養鶏場で6日、鳥インフルエンザに感染した疑いのある鶏が見つかった。簡易検査では3羽中3羽が陽性反応で、遺伝子検査で高病原性が確認されれば今冬県内で11例目、国内では15例目となり、県はこの養鶏場の約3万3千羽を殺処分する。
宮崎県によると、この養鶏場では4日以降、30羽を超える鶏が連日死んでおり、6日夕に通報があった。高岡町の別の養鶏場では1日に鳥インフルエンザが発生しており、今回の養鶏場とは2.5キロほどの距離という。
一方、県は6日、同県門川町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ(H5亜型)の感染を確認し、鶏約3万3千羽を殺処分した。5日夜に高病原性が確認された同県都農町の養鶏場でも約8万8千羽の殺処分を終了。県は6日、2養鶏場から半径10キロ以内を移動制限区域に設定した。
《朝日新聞社asahi.com 2011年02月06日より引用》