鳥インフル、陸自が殺処分作業開始 宮崎県の要請受け
2011年01月25日11時41分
宮崎県で相次ぐ高病原性鳥インフルエンザ問題で、県の災害派遣要請で出動した陸上自衛隊が25日朝、2例目となる同県新富町の養鶏団地で、殺処分作業を始めた。
陸自都城駐屯地(同県都城市)によると、約160人が午前7時40分に航空自衛隊新田原(にゅうたばる)基地(新富町)を出発。分乗するバス3台の車体を消毒後、団地に入った。作業人員は約450人に倍増した。団地には鶏舎が12棟あり、うち約3万2千羽を飼育する1棟で23日、鶏20羽が死に、高病原性ウイルスが検出された。対象は団地内の全約41万羽で、24日までに約2万7千羽の殺処分を終えている。
《朝日新聞社asahi.com 2011年01月25日より引用》