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オオハクチョウ1羽から強毒性の鳥インフル 北海道


2011年01月22日21時35分

環境省は22日、北海道浜中町丸山散布の国指定厚岸(あっけし)・別寒辺牛(べかんべうし)・霧多布(きりたっぷ)鳥獣保護区で、強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型)に感染したオオハクチョウ1羽が見つかった、と発表した。強毒性の鳥インフルエンザウイルスの確認は昨秋以降、7地域目。いずれもウイルスの遺伝子が極めて似ているという。

オオハクチョウは19日、弱った状態で見つかり、浜中町職員が回収したが、同日中に死んだ。北海道大学の検査で22日に強毒性と判明した。

環境省は同日、半径10キロ圏内の野鳥の警戒態勢を最高レベルの3に引き上げた。24日からは現地周辺の野鳥のフンを採取し、感染状況を調べる予定だ。農水省によると、半径10キロ圏内に養鶏場はない。

同保護区は渡り鳥の大規模な飛来地で、多い年には約1万羽のオオハクチョウやスズガモが飛来する。

 

《朝日新聞社asahi.com 2011年01月22日より引用》

 

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