出水のツル「小康状態」維持 鳥インフル
2011年01月05日1時39分
出水平野に飛来するツルから強毒性の高病原性鳥インフルエンザが見つかった問題で、鹿児島県出水市は4日、12月29日~1月2日のツルの死亡・保護状況をまとめて発表した。新たに見つかったツルやカモの死骸は計10羽で、そのうち簡易キットによる検査の結果、ナベヅル2羽から陽性反応が出た。爆発的な拡大の予兆は見られず、小康状態を維持しているという。2羽は鳥取大に検体を送り、精密検査をする予定。
また市は4日までに、ツルの密集を避け感染拡大を防ぐため、ツルのねぐらとなっている2カ所の休遊地の範囲を現在の3ヘクタールから4.6ヘクタールに拡大した。
《朝日新聞社asahi.com 2011年01月05日より引用》