20100729

100人に宮崎牛肉 計1頭分当たる 観光キャンペーン


2010年07月29日11時53分

家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)問題で、大きな被害を受けた宮崎県の観光業を活気づけようと、みやざき観光コンベンション協会が28日、県内の宿泊施設に泊まった県外旅行者を対象に、東国原英夫知事からの礼状が添えられた宮崎牛のステーキ肉があたるキャンペーンを始める、と発表した。

「来て!みて!宮崎」と銘打ったキャンペーン。宮崎牛のステーキ肉(1枚250グラム)3枚が100人に当たる。合計で1頭分になる。このほかに知事賞(1人)があり、宮崎牛に県産豚肉など、ほかの特産品も添えて、知事が直接贈呈に出向くという。

キャンペーン期間は、8月1日~9月30日。宮崎県内の宿泊施設で配布する応募用紙に、住所、氏名、年齢、電話番号のほかに、県民への応援メッセージまたは滞在中の「おもてなしエピソード」を書いて宿泊施設に提出する。

協会によると、宮崎県内の宿泊施設の4~6月の売り上げは前年比13.5%減少。キャンセル人数は、宿泊者が62施設で計約1万8千人、会議や宴会利用者は32施設で計約3万4千人に及んだ。

協会の石野田幸蔵専務理事は「(27日に)『非常事態宣言』が全面解除となり、ようやく『どうぞ宮崎へ』と言えるようになった」と話している。問い合わせは協会(0985・26・6100)へ。

 

《朝日新聞社asahi.com 2010年07月29日より引用》

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です