ワクチン接種5万7千頭処分 農水相「7月上旬までに」
2010年06月18日22時12分
宮崎県での家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)の問題で、山田正彦農林水産相は18日、発生農場から半径10キロの範囲にいてワクチンを接種し、処分が終わっていない家畜約5万7千頭について、「順調にいけば7月上旬までに(処分を)終わらせてしまいたい」と述べた。新たな発生がなければ、この時点で一連の処理は終わる。
18日時点で殺処分対象の残りは約1万5千頭。山田農水相はこの処理を近日中に終えたうえで、ワクチン接種分も急ぐ意向だ。処理後に埋める土地はおおむね確保できたという。
《朝日新聞社asahi.com 2010年06月18日より引用》