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「飛び火」感染地の周辺、家畜の抗体検査 都城の口蹄疫


2010年06月13日20時40分

家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の問題で、農林水産省は13日、「飛び火」感染が発覚した宮崎県都城市の農場周辺で、家畜の抗体検査を進めていることを明らかにした。症状は出ていないが過去に感染していた家畜の有無を調べ、いた場合はその農場の全家畜の殺処分などを検討する。

飛び火感染の発生を受けて同日、農水省内で開かれた専門家による「牛豚等疾病小委員会」の中で明らかにした。

都城市では9日、それまでの県東部や西部の発生地域から30~40キロ離れた農場で発生した。農水省によると、抗体検査はこの農場から半径1キロの範囲にある約10カ所の農場が対象で、牛や豚の計100検体を抽出し、口蹄疫の抗体があるかどうかを調べる。

一定の範囲でワクチンを接種するなどの予防的な措置は議論されなかった。発生した場合にその農場で殺処分を急ぐとする農水省の方針を追認したという。

《朝日新聞社asahi.com 2010年06月13日より引用》

 

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