宮崎のエース種牛5頭、28日時点も陰性 なお経過観察
2010年05月30日2時0分
宮崎県は30日未明、口蹄疫(こうていえき)感染の有無をみるため経過観察中のエース級種牛5頭について、28日に採取した検体の遺伝子検査をした結果、いずれも陰性だったと発表した。当初予定した経過観察は終えたが、6月4日まで続ける。
28日に感染疑い例が出た県家畜改良事業団(高鍋町)の種牛49頭の殺処分では、周辺住民の同意取得などの準備が整ったとし、県は30日以降に着手する見通しを示した。
新たな感染疑い例では、県は川南、高鍋、都農の3町の8農場で確認されたと発表。感染確認・疑い例は累計で232例、殺処分対象数は16万2159頭となった。
また、木城町で死んだ野生カモシカの検体を調べ、陰性だったことも明らかにした。発見者から通報を受け、念のため調べたという。
《朝日新聞社asahi.com 2010年05月30日より引用》