20100528

種牛2頭、口蹄疫の症状 殺処分あと回しの49頭から


2010年05月28日13時21分

口蹄疫の症状が出た種牛2頭について「極めて残念だが、法に従って処置させていただきたい」と述べる東国原英夫知事=28日午前10時35分、宮崎県庁、松井望美撮影

口蹄疫の症状が出た種牛2頭について「極めて残念だが、法に従って処置させていただきたい」と述べる東国原英夫知事=28日午前10時35分、宮崎県庁、松井望美撮影

口蹄疫(こうていえき)の感染拡大で殺処分対象となった宮崎県家畜改良事業団(同県高鍋町)管理の種牛49頭について、東国原英夫知事は28日午前、県議会の全員協議会で、49頭のうち2頭に口蹄疫の症状が出ており、近く殺処分することを明らかにした。会議終了後には、残り47頭も殺処分することになるとの考えを示した。

県事業団の種牛49頭は、今月16日に同じ施設で感染の疑われる肥育牛が見つかり、殺処分対象になった。だが、宮崎牛ブランド存続のため特例で経過観察とするよう求める声が県内であがり、県も周辺農場の豚の殺処分を優先して、49頭の殺処分を後回しにしてきた。一方、49頭の殺処分について、政府の現地対策本部長の山田正彦農林水産副大臣は28日、「法律に従ってやって頂くことが原則」と語った。

 

《朝日新聞社asahi.com 2010年05月28日より引用》

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