20090619

牛精液窃盗容疑で逮捕 畜産関係者ら3人 宮崎県警 【西部】


2009年06月19日

宮崎県畜産試験場(高原町)から県産和牛の冷凍精液が盗まれた事件で、同県警が畜産関係者ら3人を窃盗容疑で逮捕していたことが18日、捜査関係者への取材でわかった。県警は、盗んだ精液は県外に売却されたとみて、密売先なども調べている。

逮捕されたのは、鹿児島県鹿屋市、A容疑者(22)=窃盗罪で起訴=ら3人。A容疑者は3月、勤務先の鹿屋市の牛舎から牛2頭(時価計140万円)を盗んだとして鹿児島県警に逮捕され、宮崎県の事件についても関与を認める供述をしていた。

宮崎県警によると、07年3月、試験場に保管されていた冷凍精液のうち、優良血統の和牛5頭分の精液が入ったストロー状容器143本(1本あたり0・5cc、計65万円相当)が盗まれているのに職員が気づいた。

県警は、3人が精液を北海道や熊本県などの畜産関係者らに売っていたとみて、密売ルートの解明を進める方針。

 

《朝日新聞2009年06月19日より引用》

 

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