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米製薬大手、7月にもワクチンを出荷へ 新型インフル


2009年06月13日20時18分

【タイタスビル(米フロリダ州)=勝田敏彦】米製薬大手バクスター・インターナショナルは12日、新型の豚インフルエンザのワクチンを、早ければ7月にも出荷する方針を発表した。新型インフルエンザのワクチンが利用可能になるのは、秋以降になると考えられていたが、早まる可能性が出てきた。

発表によると、同社は米疾病対策センター(CDC)から5月に「種」ウイルスの提供を受けてワクチンを開発。すでに大量生産に入っており、各国政府当局の承認を待っている状態という。

CDCのシュキャット博士は11日の会見で、「実際にワクチンの接種を行うかどうかを決めるのはこれからだ」と述べている。

AFP通信などによると、新型インフルのワクチンについては、スイスの医薬品大手ノバルティスもすでに製造段階に入っており、7月に人を対象にした治験を実施する予定のほか、英仏の製薬大手もワクチン製造を加速させている。

 

《朝日新聞社asahi.com 2009年06月13日より引用》

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