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新型インフル、各国で2次感染か 医療関係者が被害


2009年05月02日5時27分

【ミュンヘン(ドイツ南部)=金井和之、ロサンゼルス=堀内隆】新型の豚インフルエンザ感染は1日、デンマークと香港で新たな確認例が報じられ、これまで感染が確認されたのは14の国・地域となった。欧州などでも人から人への感染例が増えつつある中で、医療関係者の二次感染ではないかと疑われる例も各国で報じられている。

ドイツ保健省は1日、南部バイエルン州で看護師の女性1人が新型インフルエンザに感染したことが確認されたと発表した。DPA通信などによると、この女性は新型インフルエンザ患者の看護にあたっており、二次感染した可能性が高いと見られている。

また、米シアトルでは、同市郊外の総合病院が4月30日、小児科の勤務医が新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。米メディアによると、発症後に22人の患者を診察しており、病院が個別に連絡を取っている。医師はメキシコに最近渡航していないだけでなく、メキシコ帰りの人に接触したこともないという。

一方、英スコットランドで1日、新たに感染が確認された男性は、メキシコから帰国して発症した男性の友人で、二次感染者という。

 

《朝日新聞社asahi.com 2009年05月02日より引用》

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