豚インフル 韓国、新たに16人を感染の疑いで検査
2009年04月29日20時17分
【ソウル=稲田清英】韓国保健福祉家族省は29日、メキシコと米国から帰国した16人に新たに豚インフルエンザ感染の可能性が確認され、検査中だと発表した。
同省は29日朝までに男性2人と、生後1年3カ月の女児を含む女性3人の計5人が感染の疑いがあると発表した後、同日夜になって11人を疑い例に追加した。メキシコや米ロサンゼルス、ニューヨークなどを旅行し、発熱やせき、鼻水などの症状を訴えている、という。
韓国ではこれまでに、メキシコ旅行から26日帰国した51歳の女性が感染の疑いの濃い「推定患者」と診断され、病院に隔離された。感染の有無の最終判断は2週間程度かかる見込みだが、せきなどの症状は29日までに回復しつつあるという。
《朝日新聞社asahi.com 2009年04月29日より引用》