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警告レベルの格上げは先送り 豚インフルでWHO


2009年04月26日6時6分

【ジュネーブ=国末憲人】メキシコと米国で感染が確認された豚インフルエンザについて、世界保健機関(WHO)は25日夜、同日開催した緊急委員会の概要を公表した。委員会は現状について「国際的な懸念を招くべき公衆衛生上の緊急性がある」との点で一致。チャン事務局長はこれを受けて各国に警戒を呼びかけた。一方で、新型インフルエンザの6段階の警告レベルを引き上げる決定は先送りした。

現在の警告レベルは下から3番目のフェーズ3。これを、小集団で人から人への感染が広がるフェーズ4に引き上げるかどうかが注目されていた。WHOは引き上げについて「さらに情報が必要だ」と述べ、決定を保留した。

 

《朝日新聞社asahi.com 2009年04月26日より引用》

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