貴重な世継ぎ、2頭誕生 天然記念物の宮古馬
2008年04月24日03時03分
沖縄県宮古島市の荷川取(にかどり)牧場で、県の天然記念物の宮古馬が、4月に相次いで2頭誕生した。宮古馬は、木曽馬や与那国馬など日本に8種ある在来馬の中で最も数が少ない。サトウキビの運搬など、農耕馬として重宝された時期もあったが、85年には7頭にまで減った。
2頭の誕生で、宮古島では27頭に、遺伝子保存のために北海道で飼育されている3頭を合わせ計30頭になった。
《朝日新聞社asahi.com 2008年04月24日より引用》