20070923

英で初の「青舌病」 口蹄疫に続き農家に痛手


2007年09月23日07時21分

英環境・食糧・農村省は22日、イングランド東部のイプスウィッチで牛1頭から「青舌病」のウイルスを検出したと発表した。同ウイルス検出は英国では初めて。BBCテレビによれば、欧州大陸北部では最近、多数発生しており、英国への波及が懸念されていた。

青舌病にかかった家畜は口のかいようや発熱の症状が現れる。舌が青く変色する場合もあるため、この病名で呼ばれる。ウイルスはブヨなど羽虫を媒介して感染し、牛や羊の致死率は高い。ヒトには感染しない。

英国では21日、イングランド南部で6件目の口蹄(こうてい)疫が確認されたばかりで、農家には大きな痛手だ。(時事)

 

《朝日新聞社asahi.com 2007年09月23日より引用》

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