ソウル大、クローンオオカミ作製を発表 黄教授も参加
2007年03月27日
韓国・聯合ニュースは26日、ソウル大学獣医学部の研究チームが、絶滅の危機にあるチョウセンオオカミ2頭のクローンをつくったと報じた。学術誌「クローニング・アンド・ステム・セルズ」3月号に研究論文が掲載されるが、胚(はい)性幹細胞(ES細胞)論文捏造(ねつぞう)に絡み、06年3月にソウル大を罷免された黄禹錫(ファン・ウソク)・前同大教授が共同著者になっているという。
ソウル大の調査委員会は06年1月、黄前教授が率いた研究の中で、05年に発表した「世界初のクローン犬」は本物で、動物の複製技術は評価に値するとしていた。
《朝日新聞社asahi.com 2007年03月27日より引用》