20070130

66歳女性が55歳と偽って体外受精、双子を最高齢出産


2007年01月30日

66歳のスペイン人女性が、10歳余り年齢を若く偽って米国で体外受精を受け、出産していたことが先週末にわかり、海外メディアが相次いで伝えている。現時点で世界最高齢の出産とされる。

女性は昨年末、スペイン国内で帝王切開によって双子の男児を産んだ。ロイター通信などによると、ロサンゼルスにある不妊治療クリニックで年齢を55歳と申告し、提供された卵子と精子を使った体外受精を受けた。AP通信は、女性が今月67歳になったと報じた。

女性は英日曜紙ニュース・オブ・ザ・ワールドのインタビューに「誰だって、適切なタイミングで子どもを持つべきだ。今が私のタイミングだった。医師らは年齢も聞かず、パスポート提示も求めなかった」と答えている。これが初の出産で結婚歴もないという。

さらにこの女性は、提供者の写真カタログから「可愛くて茶色い髪の18歳の女性」の卵子と「金髪で青い目の男性」の精子を選んだことを明かした。これらの卵子と精子でつくった受精卵を、ホルモン療法で月経を復活させた子宮に戻し、妊娠したとしている。

 

《朝日新聞社asahi.com 2007年01月30日より引用》

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