宮崎の鳥インフル、強毒性H5N1型と確認 農水省
2007年01月16日13時44分
宮崎県清武町で発生した鳥インフルエンザについて、農林水産省は16日、強毒性のH5N1型ウイルスであることを確認した。
強毒性が国内で確認されたのは、山口県や京都府で発生した04年以来。同町で採取されたウイルスを、茨城県つくば市の動物衛生研究所で分析していた。鶏が大量に死んでいることから、強毒性ウイルスの可能性が高いとみられていた。
H5N1型は昨年11月に韓国で発生したほか、中国や東南アジア、インドネシアなどで流行している。同省は今後、海外で広がっているウイルスと似た遺伝子を持っているか調べ、感染経路を調べる。
《朝日新聞社asahi.com 2007年01月16日より引用》