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渡り鳥のウイルス調査を強化へ 鳥インフル対策で環境省


2006年12月14日23時25分

韓国南部の養鶏場で11月下旬に強毒性鳥インフルエンザが発生し、鶏が大量死したことを受けて、環境省は14日、中国大陸や朝鮮半島方面から国内に飛来する渡り鳥などのウイルス保有調査を強化する方針を明らかにした。

同省は来年3月までにウイルス保有調査を国内の計20カ所で実施する予定だが、今回の事態を受けて、鳥取県から鹿児島県までの主な渡り鳥の飛来地など7カ所を新たに調査地点に追加した。

この7カ所では1月までにカモ類のふんを採取してウイルスの有無を調査する。またカラスやカモを中心に、群れのなかの個体数の異常な減少がないかなども監視する。ウイルスが確認されれば、農水省など関係省庁に連絡。養鶏業者などに注意を呼びかける。

今年11月末までに終わった17カ所、計1159羽の調査ではウイルスは検出されていない。

 

《朝日新聞社asahi.com 2006年12月14日より引用》

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