韓国の鶏大量死、強毒性の鳥インフルエンザと判明
2006年11月25日22時42分
韓国農林省は25日夜、南西部・全羅北道益山の養鶏場で発生した約6000羽の鶏大量死は強毒性の鳥インフルエンザ(H5N1型)によるものだったとする検査結果を明らかにした。
韓国でH5N1型の感染が確認されたのは03年12月から04年3月にかけて以来。韓国政府は養鶏場から半径500メートル以内の農家が飼っている鶏など約24万羽を処分し、人への感染防止を含めて、防疫態勢を強化する方針だ。
聯合ニュースによると、今回、感染がわかった養鶏場では、今月19日に初めて変死した鶏が見つかり、22日までに約6000羽が相次いで死んだ。
《朝日新聞社asahi.com 2006年11月25日より引用》