20060525

鳥インフル、人から人へ感染の可能性 インドネシア


2006年05月25日10時35分

インドネシア・北スマトラ州で家族・親類など8人が鳥インフルエンザウイルスに感染したとみられ、うち7人が死亡した集団感染で、世界保健機関(WHO)は23日、家族らはこの一族で最初に症状が出て死亡した女性(40)の看病にあたっていた結果、感染した可能性があるとの見方を示した。ただ、大流行を招くとして懸念されているウイルスの変異は見られないという。

インドネシア保健省当局者も23日、朝日新聞社に「まだ結論は出ていないが、人から人への感染が起きた可能性は排除できない」と述べた。

鳥インフルエンザをめぐっては、新型インフルエンザへ変異することで人から人へと感染が爆発的に広がることが懸念されている。しかし、WHOは今回の感染者から検出したウイルスについて、鶏から見つかったウイルスと同じ型だったことを明らかにした。

 

《朝日新聞社asahi.com 2006年05月25日より引用》

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