20060511

感染可能性は茨城・埼玉で93人に 鳥インフルエンザ


2006年05月11日20時35分

茨城、埼玉両県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認された問題で、厚生労働省は11日、毒性の弱いH5N2型に感染していた可能性がある人が最終的に計93人に達したと発表した。発症者はおらず、二次感染の恐れもないという。

昨年6月から今年3月にかけて、H5N2型が発生した両県の41養鶏場の従業員や防疫作業をした県職員ら計399人から採血し、国立感染症研究所で血液中の抗体を調べた。

その結果、国の暫定基準で、養鶏場関係者88人(茨城81人、埼玉7人)、防疫担当者5人(茨城のみ)が陽性と判定された。ただし、いずれの陽性者からもウイルスは検出されず、感染は断定できないという。

 

《朝日新聞社asahi.com 2006年05月11日より引用》

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