上海で初の死者、鳥インフルエンザ感染 中国で11人目
2006年03月26日02時29分
中国衛生省は24日、上海市内の病院で女性(29)が鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染して死亡した、と発表した。中国で人への感染が確認されたのは16人目で、このうち11人が死亡した。しかし、最大の経済都市、上海では人への感染が確認されたのも初めて。これまでに家禽(かきん)類への感染も見つかっておらず、感染ルートの解明が急務になっている。
感染者は上海に出稼ぎに来ていた女性で、出身地は明らかになっていない。13日に肺炎と同じ症状が出たため入院し、21日に死亡したという。
《朝日新聞社asahi.com 2006年03月26日より引用》