20060227

仏で新たに白鳥15羽が感染死 鳥インフルエンザ


2006年02月27日23時56分

鳥インフルエンザ(H5N1型)が飼育場に拡大したフランス東部アン県で、新たに野生の白鳥15羽が感染死していたことが分かった。ビュスロ農相が26日に発表した。

仏当局は、23日に飼育中の七面鳥が大量死したベルサイユー周辺の湿地から白鳥や野ガモの死体約50体を回収し、強毒型ウイルスの有無を調べていた。野鳥を感染源に、地域の生態系にウイルスが広まっていることが確認された。

一方、日本が輸入を止めたフォアグラの大産地、南西部のランド県では、27日から若鳥への予防接種が始まった。約150の飼育業者が、4月半ばまでに計70万羽のカモやガチョウにワクチンを投与する。製品イメージへの打撃を懸念する声も出たが、当局の説得で足並みがそろった。他産地の対策は、いまのところ屋内隔離が中心だ。

 

《朝日新聞社asahi.com 2006年02月27日より引用》

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