仏大統領、「安全」強調 鳥インフルエンザ
2006年02月26日08時00分
シラク仏大統領は25日、仏東部の七面鳥飼育場で強毒型の鳥インフルエンザ(H5N1型)が確認されたことについて「残念ながら根拠のないパニックが広がっている。家禽(かきん)の肉や卵は安全だ」と強調した。パリで同日始まった第43回国際農業サロンで語った。国内の鶏肉消費が急減する中、国民に冷静な対応を訴えたものだ。
サロンは国内最大の農業見本市。今回は鳥インフルエンザ対策として、「生きた鳥類」の展示が初めて見送られた。
《朝日新聞社asahi.com 2006年02月26日より引用》