仏産フォアグラ、輸入停止 鳥インフルエンザで
2006年02月24日22時59分
農水省は24日、フランスからのフォアグラ(ガチョウやカモの肝臓)の輸入を同日付で停止した、と発表した。フランスでの鳥インフルエンザの発生が報告されたため。同省によれば、フランス産フォアグラは日本の輸入量の約半分を占める。同国からの輸入停止はグルメには痛手となりそうだ。
24日付で輸入停止したのは、フランス産家禽(かきん)の肉と臓器。05年に輸入した家禽の臓器は377トンで、その大部分はフォアグラと見られる。フォアグラはキャビア、トリュフと並ぶ「世界3大珍味」と言われ、高級フランス料理などに使われる。
一方、05年にフランスから輸入した家禽肉は1510トン。日本の輸入量全体の1%に満たない。
《朝日新聞社asahi.com 2006年02月24日より引用》