韓国で鳥インフルエンザ、4人感染 03~04年に
2006年02月24日20時32分
韓国保健福祉省の疾病管理本部は24日、03年末から04年初めにかけ、4人が強毒型の鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染していたと発表した。韓国で人への感染が確認されたのは初めて。発症者はいなかった。
韓国では当時、家禽(かきん)類で同型の鳥インフルエンザが流行。4人は養鶏場などで鶏の処分にあたっていた。
疾病管理本部はこれまで、作業にかかわった318人の血液を順次、調査してきた。うち感染の疑いがあるサンプルを米国に送り4人の感染を確認。同日までに同本部が本人に会うなどして確認したところ、現在まで健康状態は良好という。
《朝日新聞社asahi.com 2006年02月24日より引用》