オーストリアの家禽からH5N1型鳥インフルエンザ
2006年02月23日10時39分
オーストリア保健省などは22日、同国南部グラーツで鶏2羽とアヒル3羽から高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が検出されたと発表した。同省は「鶏とアヒルは食用でなく、養鶏場などでの発生とは異なる孤立した事例」としているが、欧州連合(EU)加盟国内で家禽(かきん)類から同型が確認されたのは初めてという。
欧州各地では鳥インフルエンザに感染した野鳥が次々と見つかり、鶏肉などの消費が大幅に落ち込んでいる。今回の検出でさらに影響が出そうだ。
《朝日新聞社asahi.com 2006年02月23日より引用》