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鶏250万羽、公費焼却へ 茨城の鳥インフルエンザ


2006年02月15日22時57分

茨城県で起きた鳥インフルエンザで、密閉型鶏舎で過去の感染歴が見つかり、処理の方法が決まっていなかった8養鶏場の約250万羽について、焼却処理することが15日、決まった。これにより同県内の発生養鶏場の全鶏が処分されることになった。

8億2000万円かかる経費は県と国が2分の1ずつ負担。まだ産卵できる鶏の処理を促すための奨励金や焼却処理経費として業者に支出する。

250万羽はすぐに処分する対象ではなく、県が監視下に置いてきたが、検査でウイルスが検出されなかったため、1月中に監視はすべて解除。食肉への加工を前提とした出荷も認められた。

しかし、風評被害による商品価値の低下などを恐れ、鶏肉加工業者が受け入れに消極的で、出荷は事実上困難だった。

 

《朝日新聞社asahi.com 2006年02月15日より引用》

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