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H5N1型をイタリア、ギリシャで初確認 鳥インフル


2006年02月12日00時17分

イタリア保健相は11日、同国南部のシチリア島などで発見された野生の白鳥17羽の複数の死体から鳥インフルエンザ(H5N1型)が発見されたと発表した。ギリシャ農相も同日、同国北部で白鳥3羽から同型ウイルスが見つかったと述べた。

イタリアでは、昨年11月に野ガモから毒性の弱い同型が検出されたが、今回はアジアなどで多数の死者を出したのと同じ強毒型という。AP通信によると、イタリアとギリシャで強毒性の同型が確認されたのは初めて。

欧州連合(EU)では、英国で昨年10月、南米から輸入され、検疫中に死んだオウムから同型が検出されている。

一方、欧州委員会は同日、ブルガリアでも野生の白鳥から強毒性の同型が検出されたと発表した。

 

《朝日新聞社asahi.com 2006年02月12日より引用》

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