移動制限をすべて解除 鳥インフルエンザで茨城県
2006年02月03日14時29分
相次いで発生が確認された茨城県内の鳥インフルエンザ問題で、県は3日、感染歴が確認された茨城町の1養鶏場の鶏の移動制限を解除した。最初に発生が確認された昨年6月以降、県内12区域の発生養鶏場を中心とした半径5キロ圏内の鶏の移動が制限され、計216万羽が対象になった。今回の解除で県内の移動制限区域はなくなった。
県畜産課によると、家畜伝染病予防法に基づき、蔓延(まんえん)防止のために殺処分命令を受けた鶏は37養鶏場の326万羽に上り、3日現在で経営を再開できたのは7養鶏場にとどまっている。
《朝日新聞社asahi.com 2006年02月03日より引用》