鳥インフルエンザ、茨城の養鶏場でおとりの鶏が感染
2006年01月17日01時24分
茨城県内の高病原性鳥インフルエンザ問題で、同県小川町の養鶏場の密閉型鶏舎に、おとりの鶏を入れて感染の有無を確認していた同県は16日、鶏からウイルス(H5亜型)が検出されたと発表した。同県は同日、この養鶏場の約77万羽すべてに殺処分命令を出した。
この養鶏場では昨年11月、11鶏舎のうち2鶏舎の鶏からウイルスが検出された。同県は鶏舎が密閉型のため2鶏舎の鶏約17万羽を殺処分し、残る9鶏舎の鶏を監視下に入れたうえ、12月下旬におとりの鶏を入れていた。おとりの鶏の感染の確認は初めてで、現在も感染が続いていることを裏付けた。
《朝日新聞社asahi.com 2006年01月17日より引用》