鳥インフルエンザ感染、中国で8人目 6歳の少年
2006年01月10日11時41分
中国衛生省は9日夜、湖南省桂陽県の6歳の少年が鳥インフルエンザ(H5N1型)に感染したと発表した。中国で人への感染が確認されたのは8人目。
国営新華社通信によると、少年は12月24日に発熱などの症状が出て入院したが、現在、容体は安定しているという。発病前に少年の家の家禽(かきん)が病気で死んでいた。
中国政府は、1月末の春節(旧正月)に向けて地方から消費地への鶏などの移送が活発になることから、鳥インフルエンザの感染が拡大する可能性があるとして警戒を呼びかけている。
《朝日新聞社asahi.com 2006年01月10日より引用》