新たに2養鶏場で鳥インフルエンザ感染歴 茨城
2005年12月25日22時01分
高病原性鳥インフルエンザ問題で、茨城県は25日、小川町の2養鶏場で新たに感染歴が見つかった、と発表した。同県は、両養鶏場の計4万4000羽の鶏の殺処分を命じた。
同県によると、二つの養鶏場は同じ会社が経営。8月から11月の間に3回実施された検査で、検査を受ける対象となる、日齢が同じ鶏の群の数を県に正しく伝えていなかった。今月22日にした再検査で、養鶏場側は、検査対象の鶏群の数が違っていたことを明らかにした。県は、両養鶏場が若い鶏群の数を県に伝えていたとみている。
県は今後の調査で不正を確認した場合、2養鶏場を家畜伝染病予防法違反(検査妨害)の疑いで刑事告発する方針。
《朝日新聞社asahi.com 2005年12月25日より引用》