新たに2養鶏場で検査妨害の疑い 鳥インフルエンザ
2005年12月18日23時53分
高病原性鳥インフルエンザ問題で、家畜伝染病予防法違反(検査妨害)の疑いで今月、茨城県警が家宅捜索をした愛鶏園(本社・横浜市)が、同県茨城町にある若宮農場と宮ケ崎農場でも、別の鶏舎から移動した鶏から検査材料を採取していたことが18日、茨城県の調査でわかった。
県畜産課によると、両養鶏場には各4鶏舎あり、陰性と見られる鶏舎の鶏を別の鶏舎に移動して、11月1日に検査を受けていたという。
愛鶏園について県は、今回とは別の3養鶏場で検査妨害があったとして11月28日、家畜伝染病予防法違反容疑で告発。12月2日に県警が家宅捜索に入っていた。
《朝日新聞社asahi.com 2005年12月18日より引用》