検査体制強化を表明 米産牛肉輸入再開で厚労相
2005年12月09日11時44分
川崎厚労相は9日の閣議後の記者会見で、食品安全委員会が米国・カナダ産牛肉の輸入再開を事実上容認する答申を出したことについて、「輸入を再開すれば来年3月末まで検査体制を強化する」と述べ、輸入解禁後は検疫所での抜き取り検査の頻度を多くするなど当面の検査体制を強化する方針を示した。
一方、米国内で生後30カ月以下の牛についても輸入再開を求める声がある点については、「国民の信頼関係が大事。次から次へは早すぎる」と述べ、慎重に対応するべきだとの考えを示した。
《朝日新聞社asahi.com 2005年12月09日より引用》