北海道で17頭目のBSE牛
2005年04月08日11時03分
農水省は8日、北海道音更町の酪農家が飼育していた雌の乳牛が、牛海綿状脳症(BSE)だったと発表した。国内でBSEの牛が確認されたのは3月下旬以来で、17頭目。
農水省によると、00年9月生まれで54カ月齢の牛。体がふるえ、立てなくなるといった症状が出ていた。4日に処分後、1次検査で陽性の疑いが出たため、2次検査をした結果、陽性と確認。同省プリオン病小委員会がBSEと結論づけた。肉は焼却されるため、食用として流通することはない。
《朝日新聞社asahi.com 2005年04月08日より引用》