20050226

BSE感染、15例目を確認 北海道の死亡牛


2005年02月26日

農林水産省は26日、北海道本別町の牧場で死んだ乳牛(ホルスタイン種、雌)からBSE感染が確認されたと発表した。日本では15例目。同省は北海道とともに、飼料など感染経路の調査を始めた。すでに現在の牧場の同居牛は移動を禁止しており、この牛が12カ月齢になるまで同じ場所で飼われていた牛も追跡調査して一部処分される見通しだ。

同省のプリオン病小委員会の専門家が26日に検査結果を協議し、確定診断した。牧場での死亡牛のBSE検査で確認されたのは3例目となる。

同省衛生管理課によると、感染牛の月齢は102カ月。酪農家が牛を出荷するためにトラックに積み込もうとしたところ転倒。出荷を中止して農場で飼育していたが起立不能になり、22日に廃用牛として処分されたという。獣医の診断では「関節炎」だったという。

(05/02/26 11:35)

 

《朝日新聞社asahi.com 2005年02月26日より引用》

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