米で新たなBSE感染疑い牛 数日中に検査結果判明
2004年11月19日
米農務省は18日、牛海綿状脳症(BSE)に感染していると疑われる牛が見つかったと発表した。今後の検査により、4~7日で実際に感染しているかどうかが確認できる、としている。確認されれば、03年12月にワシントン州で米国初の感染牛が見つかって以来、2例目となる。
発見場所や年齢などの詳細は発表していないが、同省は「すでに流通経路からは隔離されている」として、現在の牛肉供給には問題がないと説明している。
米国では6月にも感染の疑いのある牛が2例見つかったが、追加検査によって、どちらも感染していないことが確認された。日米間では、生後20カ月以下の牛の肉については米国からの輸入再開で合意しているが、日本国内には反対論も根強く、新たな事例は今後の議論に影響しそうだ。
(11/19 01:19)
《朝日新聞社asahi.com 2004年11月19日より引用》