20040213

鳥インフルエンザ、さらに米国2州で確認


2004年02月13日

米ペンシルベニア州とニュージャージー州で12日、鳥インフルエンザが確認されたことが分かった。デラウェア州で見つかったのと同じく、人への感染性は低いとみられる。連邦衛生当局は、危険なウイルスが登場しても、ただちに大量のワクチンを製造できるとの見通しを示した。

ペンシルベニア州農務長官がロイター通信に語ったところでは、採卵養鶏施設の鶏が感染していた。ニュージャージー州では、生きた鶏を売買する小規模市場を州当局が定例検査した結果、4カ所で鳥インフルエンザが確認された。

一方、アジアのウイルスについて米疾病対策センター(CDC)のガーバーディング所長は「人から人へも感染しやすくなったら、世界的な流行になる恐れがある」と議会で証言。いざという場合、米企業は2億7000万人分のワクチンを数カ月以内に製造できると説明した。

(02/13 10:51)

 

《朝日新聞社asahi.com 2004年02月13日より引用》

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