米の科学者、ヒトの体細胞からのクローンづくりを発表

2004年01月18日

ロイター通信などが１７日伝えたところによると、米国のパノス・ザボス元ケンタッキー大教授が同日ロンドンで記者会見し、３５歳の女性に対し、夫の皮膚の細胞を使った体細胞クローン胚（はい）を移植した、と発表した。さらにクローン胚の移植を希望するボランティアの代理母を募集しているという。

説明によると、移植は、欧米以外の地域で行われたという。妊娠し、クローン人間の誕生に至る可能性について、元教授は「３０％だ」と話した。

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クローン人間づくりについては０２年に新興宗教団体（本拠・スイス）が誕生させたと発表したが、科学的に証明されていない。日本など主要国はクローン人間づくりを法律などで禁じている。

(01/18 01:11)

《朝日新聞社asahi.com 2004年01月18日より引用》