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カドミウムに女性ホルモンと同様の作用


2003年07月17日

充電式の電池にも使われているカドミウムは毒性があることで知られているが、ラットを使った実験で、女性ホルモンであるエストロゲンに類似した性質があることが判明した。妊娠中のラットに少量のカドミウムを投与したところ、その親から生まれた個体にも、繁殖可能になる時期が早まるなどの影響が見られた。乳ガンや子宮ガンなどの原因になる可能性があるか、同じ効果がヒトにも現れるかどうかについては今後の課題という。

 

《朝日新聞社asahi.com 2003年07月17日より引用》

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