SARS起こすコロナウイルスのDNA解読 米機関
2003年04月14日
米疾病対策センター(CDC)は13日、新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS)を引き起こす新種のコロナウイルスのゲノム(全遺伝情報)をほぼ解読したと発表した。
カナダやオランダ、ドイツの研究施設と協力し、1万7500の塩基配列を解読した。通常は風邪しかおこさないコロナウイルスが凶暴化した理由については「今回の解読結果からは分からない」という。塩基配列とウイルスたんぱくの系統図は、CDCのホームページに掲載されている。
《朝日新聞社asahi.com 2003年04月14日より引用》