スイスの新興宗教団体、「2人目のクローン女児誕生」
2003年01月05日
スイスに本拠を置く新興宗教団体「ラエリアン・ムーブメント」は4日、ロイター通信などに対し、オランダ人女性が3日夜、世界で2人目のクローン人間の女児を出産したと述べた。母子ともに健康といい、出産した場所は明らかにしていない。両親は同性愛のカップルで、同団体のメンバーではないとしている。
同団体は昨年末、「米国人女性が世界初のクローン女児を出産した」と発表。クローンを証明する母子のDNA鑑定を行うとしていた。しかし、米国の弁護士が「本当にクローンなら虐待にあたる」と、女児の保護を求める裁判を起こしたため、女児の両親が身元が明らかになることを恐れて鑑定を延期したとしている。
同団体は、今後もさらに3人のクローンベビーが生まれる予定としている。
《朝日新聞社asahi.com 2003年01月05日より引用》